「ウッドデザイン賞2024」において、山口県防府市との共同事業「市内まるごと!インクルーシブな木の遊び場」が
「優秀賞(林野庁長官賞) ハートフルデザイン部門」を受賞しました。
「市内まるごと!インクルーシブな木の遊び場」は防府市内18箇所に遊具を設置し、
子どもから大人まで交流できる憩いの場を提供する。というテーマのもと、
年齢・性別・ハンディキャップの有無を問わずすべての子どもたちが遊べる「インクルーシブな遊具」、
子どもたちを見守る保護者の健康をサポートする「健康器具」を設置しました。
また、製品には木の魅力・木を楽しむあたたかい遊びを感じてもらえるよう木材をふんだんに使用しています。
ウッドデザイン賞とは
木の良さや価値を、デザインの力で再構築することを目的として優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、
研究等を評価し表彰する顕彰制度が、「ウッドデザイン賞」です。
建築・空間、技術・建材、プロダクツ、コミュニケーション、調査・研究の5つの分野と、
生活者・消費者視点から見た木の良さ・価値を表す3つの部門から構成されています。https://www.wooddesign.jp/
評価者コメント
子ども向けのインクルーシブ遊具と健康遊具の素材に木を使い、
地域内で気軽に木に触れながら遊びや健康維持をもたらす場づくりが秀逸である。
長期間にわたって使用されることを想定して、木材をパーツ化し、
メンテナンス可能にして安全性向上にも配慮がある。
タカオの木材活用ビジョン
タカオ株式会社では、受賞した事業の製品以外にも「MOKUIKU(もくいく)」という
独自のコンセプトで木材を使用した製品を提案しています。
「MOKUIKU(もくいく)」とは見て、触って、自然の匂いを感じて、
森林や森の魅力を体感してもらうことを目的とした遊び場です。
子どもから大人までのすべての人がそれぞれの立場で木との関わりに思いを馳せるきっかけをつくり出します。
私たちは木を使ったものづくりを通じて、子どもたちの木への関心を高め、
木・森との関わり方や森林を守ろうとする環境意識を持った人づくりを実現していきたいと考えています。